『カモシカ』 の “林檎のケーキ”

東京 ・ 桜上水の 『カモシカ』
吉岡秀治さん・知子さんご夫婦が2000年に結成した夫婦ユニットオカズデザインが2008年より開いている器と料理のお店です。
器などの作家さんの展示に合わせたメニューを出されたり、その時々に素敵なイベントをなさっていますが、オカズデザインさんご自身も作家さんも人気の高い方ばかりで、敷居が高く…(;´∀`)
ですが、2018年1月より、夏の猛暑期間以外は毎月オープン、月変わりのお菓子などを食べられるという事で、フラリと行く機会も出来そうです。

画像“林檎のケーキ”
一見素朴そうながら、ショーケースの中で一際惹かれたケーキです。
蒜山中和村の瑞々しい林檎を使われているそうで、こんがりと色みの濃い林檎が、たっぷり、ぎっしりとのせられています。
クタッとした林檎は、キャラメリゼの苦みの中に林檎の繊維質を思い出せる位に、林檎そのものの美味しさを生かす絶妙な火入れがされています!
提供される直前に、ほんのりオーブンで温めて下さるのですが、それがまた個人的にはたまりません
パウンド生地の底の部分や、ところどころにサックリした歯触りが生まれ、大人しそうな外見とは違った変化も楽しめます。
ほんのり黄みを帯びたパウンド生地は、軽やかで口に運ぶたび卵の香りがフワリフワリと鼻腔をくすぐりますが、一番感動したのは、生地のキメというか空気の入り方。
なんと言うか…キッチリとキメが整っているのではなく、「斑」 と表現したいような、不均一な空気の入り方で、それが寧ろ美味しさを増幅させてくれているのです。
第一印象で 「美味しそう」 と感じ、味の方向性は想像通りなのに、美味しさの質が予想を遥かに超えていて、幸せな気持ちになりました

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